有力FX企業の月間データランキング-2016年2月-

◆ 企業単体集計の2016年2月の預かり残高第1位はGMOクリック証券、第2位は外為どっとコム
◆ 企業グループを加味した集計では、第1位はSBIグループ*2、第2位はGMOグループ*2
2016年2月末の有力FX企業15社*1の預かり残高の合計は、8,415億円であった。2月は前月比403億円減(4.57%減)となった。本調査対象企業15社中2社で預かり残高が増加した。

◆ 企業単体集計の2016年2月の口座数の第1位はDMM.com証券、第2位はGMOクリック証券
◆ 企業グループを加味した集計では、第1位はSBIグループ*2、第2位はGMOグループ*2
2016年2月末の有力FX企業16社*1の口座数の合計は、388万口座であった。2月は前月比3.29万口座増(0.85%増)となった。本調査対象企業16社中15社(その他企業1社含む)で口座数が増加した。

◆ 2016年2月の取引高の第1位はGMOクリック証券、第2位はDMM.com証券
2016年2月の月間取引高は、有力FX企業12社*1の合計で402兆円(百万通貨は1億円として換算)であった。2月は前月比53.8兆円増(15.46%増)であった。本調査対象企業12社中9社(その他企業1社含む)で取引高が増加した。
なお、2016年1月に続き、米ドル/円以外の通貨でも上下動の激しい値動きが続き、急激な円高によって預かり残高は減少、取引高は大幅に増加する企業が多かった。

(*1. 集計対象は、預かり残高15社、口座数16社、取引高12社、いずれも無回答を除く。)
(*2. SBIグループはSBI証券、住信SBIネット銀行、SBI FXトレード3社の店頭取引の合算値。GMOグループはGMOクリック証券、FXプライムby GMOの店頭取引の合算値。)

(矢野経済研究所:2016年3月31日)

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